価格(税別)

10,000円~


なかなか聞き慣れない言葉だと思います。

ガラリとは空気吸入口です。

いくら換気扇が強力でも空気取り入れ口がないと室内の汚い
空気は排出できないのです。
まずは入口ドアを開けて換気扇を回してみてください。
その時にほかの窓などは閉めておいてください。
(ドア以外の密閉性を高める)
換気扇を回したままドアを閉めると換気扇の音が変わる場合
間違いなく換気扇は機能していません。
空気吸入量が足りないといえるでしょう。
蚊取り線香などを使って熱源から換気扇までの空気の流れを
簡単にテストできます。
ガラリの取り付けは意外と難しいですね。
一個だけではなく複数つける場合がありますが
エクストリームのガラリは可変式なので複数あっても開けたり閉じたりできるので
調整可能です。

ガラリとは、屋外と室内を隔てる壁やドア、窓などに取り付ける通気口のことです。

あまり名前になじみのない人でも、一度は建物の外壁に設置された丸い通気口を見かけたことがあるかと思います。

ガラリがどんな構造をしており、どんな役割を果たしているのかを解説します。

ガラリの構造と仕組み
羽根板とよばれる幅の狭い板をななめかつ平行に何枚か取り付けたつくりになっており、屋外からは室内の様子が見えないようにしながら、空気を入れ替えることができます。

板がななめに取り付けられている構造には、雨風が室内に浸入するのを防ぐはたらきもあります。

もともとガラリは大型機器が数多く設置された排熱が必要な機械室などで使用されていました。室外からの粉塵の侵入を防いで機器を守りながら、常に外の空気を取り込むために活用されていたのです。

ガラリの役割
ガラリは現代の住宅やビルにおいて、空気の出入り口の役割を果たしています。

昔の建造物は木材を中心とした天然素材が使われており、気密性が低く、いわば建物全体が呼吸をしているような状態でした。そのため自然と空気の入れ換えができていたのです。

しかし現代で使われる建材や技術が変化し、気密性や断熱性が向上しました。丈夫で快適な建物が建てられるようになった一方で、空気の入れ替えは自然にはできなくなってしまいました。

そこであえて空気の出入り口を作り、ゆるやかに換気する設備としてガラリが設置されるようになったのです。

その他に換気を担う設備として換気扇がありますが、こちらは機械を使って強制的に空気を入れ換えるものです。

ガラリという言葉の語源
「ガラリ」という印象的な名称がどこからきたのか気になる方も多いと思いますが、その名称の由来にはいくつかの説があり、正確な語源がきちんと判明しているわけではありません。

一つに「網」を意味する英語である「グリル」がルーツだという説があります。グリルが次第に訛ってゆき、ガラリとなったというものです。

同じく英語の「ギャラリー」が変化したという意見もあります。室内の各所に設置されていることから、「回廊」「廊下」といった意味があるギャラリーから転じたという説です。

換気するために扉を開けるときの「がらり」という擬音に由来している、とする人もいます。

今となっては正確な語源を解明するのは難しいかもしれませんが、言葉のルーツを探るとなかなか興味深いものです。

ルーバーとの違いは?
「ルーバー」や「鎧窓(よろいまど)」という名称にピンとくる人も多いかもしれません。

基本的にガラリとルーバーは「通気や日照を調整する」という同じ役割をもったもので、構造にも違いがあるわけではありません。ただ、使用箇所や用途によって呼び分けられていることはあります。

壁などの開口部分にはめ込んで設置される設備そのものを「ガラリ」、羽根板を斜め平行に取り付ける手法そのものは「ルーバー」と呼ばれる傾向にあるようです。

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